羽根木プレパへ遠足




今年は夏合宿をしなかったので、何か・・・と相談して
今日の祝日を利用してメンバー5家族(母子のみ)+ゲスト2組で遠足に行きました。
これだけメンバーが揃って、二人の卒会生も一緒にお出かけできるのは貴重な機会。

特にプログラムはなく、豚汁を作るべくそれぞれお野菜を切って持参。雨続きだったので、プレパで使わせてもらえる廃材を利用した薪に火がつくかかなり心配しました。

子供たちは朝からハイテンション、顔を合わせるだけでみんな嬉しそうにニコニコ。幸せだねえ〜。
初代の卒会生が2歳くらいだった頃、子供たちを歩かせるのに四苦八苦して、いつもパンツのゴムを持ち歩いていました。今日はそれを思い出して、2歳児が3人参加していることもあって途中で100円ショップに寄ってパンツのゴムを準備してみました。公園に着いたら早速電車ごっこのはじまりです。行きは順調で、いつもはなかなか歩かない太郎も9割はみんなと一緒に楽しく歩いてくれました。2歳児ゲストのNちゃんも笑顔で加わってくれたのがうれし〜い。でも、そこはおむすび、加わりたくない子供は自由に歩いて行きます。帰りは、誰が先頭かでおおもめ。。。そんなものです。

プレパに着いた途端、大きい子供たちはチリヂリに遊びに飛んで行きました。お母さん達は、あっと言う間の出来事に「挨拶くらいしとけばよかったね、出ちゃいけないところを伝えておけばよかったね」などと話してはみたものの子供たちの姿は見えず〜〜〜いずこへ。子供に出会うたびに、一人にならないこと、トイレは大人と一緒に行くこと、プレパの中で遊ぶことを伝え、後は子供たちの好きなように・・・。
早速、お母さんたちと、たった一人参加して下さったゲストのお父さんとで、かまどと薪の準備に取り掛かります。

私は太郎と一緒に薪を作りましした。ビニールシートのかかった廃材の山の中から、S子母さんが引き出してくれた角材をのこぎりで切ります。S子母さんと一緒に一本切り終えたら、2歳の太郎のやりたい魂に火がつきました。一人でのこぎりを持って3センチほどの角材に挑みます。母が手を添えようとすると「嫌!!」と手を振りほどきます。何度か手伝おうとしましたが、結構器用に左手で角材を押さえて右手でのこぎりを操っているので、見守ることにしました。かなり長い間一人で頑張って、手に小さな傷も作り、それでも一生懸命やっていたのですが、お姉ちゃんの小梅に見つかりました「怪我してる!絆創膏を貼らなくちゃ!」とあえなく連れ去られました。。。太郎を片目に自分の作業がなかなかはかどらなかったのと、太郎も嫌がらなっかったので、黙って小梅に太郎を任せることに。
その後で、4歳のMやんが「私も切る」とのこぎりを手にしたので、私が手を添えて、太郎が切っていた角材を一緒に切りました。なかなか進まないのこぎりを手に、途中でMやんが一言「太郎ちゃんすごいね〜」確かに子供にはなかなか難しい作業です。太郎は半分くらいまでほぼ自力で切ったのだから、確かにすごい。Mやんは最後まで切りました。さすがMやん、よく頑張った!!切った木材を手にお母さんに見せに行きました。
太郎がのこぎりに挑戦している間、他のグループのお母さんが「あんな小さい子がのこぎりなんて!!」と今すぐやめさせなくてはいけないという勢いで言われて、私がビックリ。「ここに母が居ますから」と言わざるをえない状況。そのあと3年生くらいの男の子がのこぎりを手にやろうとしたら、そのお母さんが取りあげてしまい、すぐ横にいた男性から「やらせてみたら」と声がかかると「この子には早すぎます!!」と断言。せっかくプレパに来ているのになあと見ていて残念。子供は何事も体験の中で身につけていくわけで・・・、小さいけがをすることで慎重にもなると思うけど。自主保育の仲間は、こういったところで考えが合うので、ありがたいことだなあとつくづく思った瞬間でした。

結局そんなこんなをしている間に、ゲストのY父さんがちゃくちゃくと薪を準備してくれて、かまどへ移動。
母さんチームで火を付けるのにかなり苦戦した様子が見て取れる状態、一旦は火がついたけれど消えてしまったらしく、もう一度やり直すことに。
少しかまどに手を加え、中を除いて新聞紙、M子母さんが集めてくれた細い枝、細い木材、太い木材と基本通りに組んで新聞紙に着火。あとはひたすら団扇であおぎます。途中で小梅が代わってあおいでくれて、無事太い角材にも火がつきました。めでたしめでたし。
いつも11時半にはお弁当を食べているおむすびっ子たちはお腹がすいて先に昼食。出来上がったお味噌汁は食後のデザート!?お味噌汁が嫌いなK子や小梅もしっかりお汁を飲んで、御代りまで!小梅いわく、みんなで外で作るお汁はいつもと違うおいしさだったそう。焼き芋もみんなで分けっこ、わけっこするとますますおいしくなるのが不思議。ゲストのOさんが持ってきてくれたリンゴを焼いた焼きリンゴは好評で、いくつ食べたかで子供たちは大騒ぎ!

食後は子供たちは手を取り合って遊びに行きます。大きい子が小さいこの手を引いて行ってくれる姿!2歳児4名横並びで活動をはじめたころを思うと涙が出そうです。縦の関係、自主保育の良さだとやっと言えるようになりました。

小さい子供(1〜2歳児)を連れたメンバーが5組のうちの3組、ゲストも2組とも小さい子連れでよくやったなあ〜。ゲストもお客様ではいられないおむすび遠足でした、みんなの力を合わせればなんとかなるものだね〜。

あっと言う間に時間が過ぎて、小さい子供たちは体力の限界、片付けも終えて帰路につきました。あ〜、楽しかった。またみんなで行きたいな。
係りを引き受けて、計画、準備してくれたK子母さん、ありがとう!!
(記・ヨネ)