おむすびサポーター

3月にはじめての卒会生を送り出したとき、卒業文集を作成しました。その中に「Special Thanks」のページがあります。おむすびの活動を支えてくださった地域の皆様へ、感謝の思いを綴ったページです。
例えば、はらっぱですれ違うときに、子どもを抱っこしてくださる方。活動に参加して子どもと遊んで下さる方。わらべうたの先生。いつも声をかけてくれる公園管理事務所のおじさん。山登りに同行してくださったボランティアさん。チラシを配布・掲示してくださる方。月例会の日、子どもを預かってくださる託児担当の方。など。
自主保育おむすびの活動は、会員以外にも実に多くの方が支えがあって成り立っているのです。

しかし、一体何名の方にどのような支援をいただいているのか、正確なところは把握していませんでした。そこで、支えてくださる方には今年度4月から「おむすびサポーター」として登録をお願いすることにしました。支援を目に見える形にしてみようという試みです。

おむすびサポーターとは、すなわち、おむすびの子ども達と遊ぶ、PRを手伝う、不要な物品を寄付する、など、出来る範囲で私達の活動を支援してくださる皆様のこと、としました。会費も年齢制限もありません。例えば、小学生も「子どもと遊ぶ」という支援が出来ます。

登録開始からわずか2週間で登録者が100名を越え、まだまだ増え続けています。おむすびの子どもは10人なので、単純に考えると1人を10名以上が育ててくれていることになります。予想を遥かに上回る登録数で、本当に多くの方に支えられていることを改めて実感しています。この団体はもはや自分達だけのものではなく、地域のみんなの団体になりつつあるように感じます。

登録を開始したことで、新たにいただいた支援もあります。
お勤め先で処分対象となった画材や楽器を寄付してくださった方。不要な紙を譲ってくださった印刷屋さん。活動場所のはらっぱの「おもしろ秘密地図(?)」を描いてくださった方。データ入力をお手伝いしてくださった方。はらっぱの美しい植物写真を提供して下さった方。など。素敵な贈り物をありがとうございました。

登録用紙に応援メッセージを寄せてくださった方もいます。「一緒に子育てしましょう!」「子ども達が自主性を持ち楽しんでいる様子に感激しました」「活動力にいつも感心し、見習いたいと思います」「私にできるお手伝いは、ぜひさせてください」など。心理的なサポートは、チカラの源!落ち込んでいるときの即効薬です。


どんな形でも、応援してもらえるって本当にうれしいこと。
いつも、ありがとうございます。
そしてこれからも、おむすびを温かく見守り、支えてください。
どうぞよろしくお願いします。

(MK)