[かつどう日記]お誕生会

自主保育おむすびのお誕生会はちょっと変わっています。


まず、お誕生日の子どもは星の飾りを頭につけ、
虹色のマントを羽織ります。
お母さんと手をつなぎ、他の子どもたちが持つお花のアーチをくぐり
皆のもとへ。








皆は「ハッピーバースディ」の日本語バージョンを歌い、
手作りのお誕生日カードを手渡します。


それから、お誕生日の子どもの母が作った、その子の写真などを貼付けた
成長記録のパネルを見せてもらいます。その子の生まれた時のお話などを
してもらい、その子の誕生と成長を皆で祝います。


これは、本で読んだシュタイナー幼稚園のお誕生会の様子を
おむすび的にアレンジした物です。


普段は、みだりに見学は許されないシュタイナー幼稚園でも
お誕生会の日だけは親が招待され、子どもの誕生と成長を祝うそう。
お誕生会は、親のためにもあるのですね。


この日のお誕生会の主役のRくんは、
はいはいの時からおむすびに参加しています。


おかあさんのmeguちゃんは、自主保育が何かということも
よくわからないままに初めての子育てに孤独と不安があったため、
おむすびに参加していたようなものだったとのこと。


おむすびは、今はまた人数が増えてきていますが、
meguちゃん家が入ってからしばらくは
人数が少なく、到着時間はゆっくりなものの毎日皆勤の二人に
助けられた部分は大きいです。


年齢が同じ年頃の子がいなくて、お姉ちゃんたちに
おもちゃにされたりおみそにされたり(仲間はずれの意)、
かなり多難に見えるR君のおむすび生活。
もちろん、たくましく育ってくれて、今は同年齢のCちゃんと
二人で笑いながらかけっこしたり微笑ましい限り。


もうすぐお兄ちゃんになるRくん、
いつも穏やかに子どもたちに接してくれるmeguちゃん、
これからもよろしくね。

(ぱおぞう 記)