梅雨の贈り物

今日は朝からどんより天気。大人も子どももノリはいまいち。
親子リズムの笛の音にも踊ってくれません。

だらだらお絵描きする子ども達に提案したのは
おむすびっこの夏のお楽しみ、ビワの実を見に行く事。

一気に元気になり、はらっぱを走っていきます。
ところが、はらっぱは今草刈りの真っ最中。
ビワの木の近くにも草刈り機が出動していたので、ビワの実は後回しにして
もう少しお散歩を続けます。

足下をみれば、ありんこの行列。
興味ある事をこころゆくまで追いかけさせる事ができるのが自主保育の醍醐味です。

そして、ふと見上げた先に、たわわに実るヤマモモの実。
ラズベリーの様なつぶつぶの赤い可愛い実がいっぱいで、子ども達は
我先に、落ちている実を拾います。

宝物を持って、更に歩みを進めると、ご近所の庭先にはこれから大きくなる葡萄の実。
大輪の紫陽花も美しく、梅雨時の恵みを感じます。

薮の中で何やらごそごそ動く物は鳥かな?と思ったら
なんと大きなヒキガエル
最初は半信半疑だった子ども達も、目を凝らしカエルの動く喉を見つけました。


1歳坊やのパンツ交換について拠点に戻れば、またお絵描きタイム。
今度は、ヤマモモの実を紙にこすりつけて、きれいなピンクを写します。

あっという間に、お昼の時間。
まったり食べ終わって、今度こそビワ!と叫ぶ子ども達についていけば
今度も滑り台にハマって、気がついたら「おうちごっこ
お母さん役の子がリュックを二個しよって、赤ちゃんをお世話するんだそうです。

はらっぱの自然を満喫した一日でした。